「岩戸山ソーシャル寄町」は、祇園祭を担う山鉾町の一員として実際のお祭りの運営を体験することで、祇園祭をもっと身近に感じてもらい、これからも永く運営を継承していくことを目的に、2016年(平成28年)に岩戸山町内で働く若手を中心に設立された団体です。
京都では、能や座禅、お茶といった日本伝統文化の体験をする場や機会はありますが、祇園祭を内側から体験してみるというチャンスはめったにありません。岩戸山では、山鉾町の近隣にある町内が祭りに参加・協力していたという「寄町(よりちょう)」を現代のやりかたに合わせて復活し、町内に拘らず広く門戸を開き、祇園祭に関わっていただける方を募集しています。
また高齢化や住民の減少している岩戸山町を取り巻く時代の変化にあわせ、岩戸山ソーシャル寄町での経験を通じて将来的に町の山鉾保存活動にも積極的に関わっていただける方との出会いを増やしたいと考えています。
千年以上の歴史をもつ祇園祭の運営をこれからも継承し続けられるように、一人でも多くの方に祇園祭・岩戸山のことを愉しみながらより深く知ってもらう機会として役立てていきます。
昔から祇園祭のハイライトである「山鉾巡行」は、山鉾を維持・運営する各町内が主体となっており、その町のことを「山町・鉾町(やまちょう・ほこちょう)」といいます。
山鉾を持つ町内だけでなく近隣の町からも様々な支援を受けることが不可欠で、そうした協力を担う町内を「寄町(よりちょう)」と呼び、歴史的にも山鉾の運営に欠かせない重要な助けとなってきました。
多様な人々の考え方や仕事の進め方に目を向け、学び、実践できる人材を求めています。祭りを私たちと一緒に楽しんで、岩戸山を支えていただける方を募集します。
※活動の様子は写真や動画で記録し、広報等に使用することがあります
厄除け粽づくり
祭りの賑わいを呼ぶ行事
経験豊富な運営によるサポート
様々な地域からの参加者
祭りの夜の姿を味わう
絢爛な山鉾を間近に
巡行を支える力となる
山鉾の魅力を伝える頒布品売り場
活動場所は祭りの中心地
宵山を最も近い場所で感じる
祭りに関わる人同士の協力を体感
見る祭りから、参加する祭りへ
山鉾三十四町、それぞれに特色がある
ときには体を動かして奉仕
世界中からの観光客との関わり
巡行を終えた達成感は格別
応募フォームに必要事項を入力して、エントリーを完了してください。
説明会への参加と正式入会手続きのご案内をさせていただきます。
今年の募集は終了いたしました。ご応募いただきましてありがとうございました。
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